開発者インタビュー

第1回 株式会社マップネット 遠藤久資様

まず、初めてポータブルナビゲーションを導入されたかと思いますが、先ず最初に御社の会社のご紹介をお聞きしたいのですが

マップネットという会社ですが、決算期でいうと11期を終わっているということでそれなりの長い会社なのですが、もともとナビ関係の事業をやっていたのではなく、一戸建てマンションなど一軒一軒回って、住宅地図をつくって、東京都とか国土地理院や電話帳データを組み合わせて住宅地図パッケージを非常に安く供給することを行っておりました。
ナビゲーション事業については、2002年の暮れですか、急に中国から呼ばれて、中国のナビをやらないかというお誘いをいただきました。
まだその当時、トヨタ自動車さんがちょっと試験的にはじめたっていう段階でして、当時は地図の入手の問題が大きかったですね。軍事用の機密の位置づけという理解がありましたので・・・。
地図をどこから手に入るかな?といって調査したことがきっかけでしたね。これは、今でも覚えているのですが、ちょうどクリスマスイブに上海に来てくれ〜って(笑)
その時、中国で車載用のナビをやるっていうのは念頭になかったですね。当時PNDというのはなかったのですが、PDAのような小さな端末をつかってやるっていうのがこれからは流行するのではないか?というのを5年程前から想定して考えておりました。
結果として、地図のデータがなかなか準備できなかったのですが・・・。ナビのデジタルデータの整備遅れが大きな原因でしたが・・。
最近になって地図を入手できる目処が立ちまして、北京オリンピックを契機にポータブルナビを使った“歩く方に“振った、これは海外旅行向けであったり、海外進出の方向けに開発を行っていこうと考えております。
2003年 上海国際博覧会があり、マップネットのグループ会社である横浜に登記しているグランマップ社より、横浜市のベンチャーフィッシングブースにシャープさんのリナックスベースのザウルス(携帯型PDA)とグランマップのナビゲーションで、参考出品しました。
大会で銀賞を取ることができました1031社中からで、日本企業から1社だけ選ばれることができました。
上海の有名なTV局のスタジオで表彰式を行われました(笑)

選ばれたポイントは?

恐らく、(中国に)無かったということと今後こういう賞品が流行するという理解がえられたことだと思ってます。
また、2004年後半マイタックさんのPDAのMIOを使ってに当社のソフトを日本向けにネット販売を開始したのがナビゲーション事業の開始でしたね。
当時は、SDカードも高かったもんですから256MBで全国地図データが入るだいだい今1GBで日本全国が入るのですが、弊社は1/4の容量で入れることができます。勿論、同じデータ量です。
CPUの性能を考慮して、データを圧縮するのではなく、構造上小さくするという方式を考えました。
ソフトをネット販売を開始して、ナビ開発の難しさは、全国各地を調べなければならないという点でしたね。
しかも我々はナビ専業メーカーではなかったのですが、思考錯誤をしながらやってましたが、商品開発がPDAから来てしまったので、パソコンライクのようなインターフェースだねと言われていて否定的な面とコメントとおもしろいねというコメントもありました。今年、2007年11月の上海工業博覧会が大きくなって全中国の工業博覧会になったのですが、当社も4年ぶりに出品しまして、出品しましたパソコンナビの出展が、また賞を「創新賞」を獲得しました。
来年流行するであろうウルトラモバイルPC向けのノートパソコンより小さいちょううどカーナビのサイズの7インチ〜8インチのサイズで2代目のノートPCになるであろう、この商品に向けてソフト開発も行っております。

今年の夏導入されましたSHAKE商品の特徴、狙いについて、お話を伺いたいのですが・・・

台湾メーカーさんのハードウェアで色々紹介がありましたが、余分なキーがなく非常にシンプルと、小型でとても良いなっていうのが第一印象でしたね。このハードに乗って、メーカーとしてやっていこうという判断をしました。
ただ、ちょっと今反省しているのは、メーカー的な立場で、ハードウェア供給会社さんとSAHKE専用の開発を行ったのですが、両社ともカーナビーメーカーとしての本格的な熟練度がまだまだ未熟な点もあり、お互いが素人センスで開発しまった点もありました。
次期開発モデルでは、もう一度咀嚼して、ユーザーの間隔に近いインターフェースとかナビゲーションにしたいと考えております。
われわれのソフトだけの努力だけではできない点もあって、例えば地図データとしてのデータベース、例えばレーンガイドを表示したり、高速道路金 すべてのデータを(商品価格や開発費用の)金額的の観点で、採用することもできなく、非常に苦労しました。

確かに、当方も使用しましたが、データベースについて他社と比較してちょっとどうかな・・・?という点が見られましたが・・・

もう充分理解しております。まともな、というか本格的なナビメーカーさんが普通に使っているデータに準拠して、やっていこうと、プラスアルファとして徒歩とか、ちょっと遅れてますけど(笑)、山岳とか海洋のナビ、これは国土地理院のデータなので無料で入手できますのでやっていこう、山岳とか海洋のデータを差別につかっていきたい。
ナビソフト開発事業の方向としては、海外を含めた観光や、業務用をメインとして捉えその土台としてコンシューマー用商品開発もやっていきたい。

SHAKEは、言語選択として中国語がはいっているが・・・

これは、最初のナビ事業のきっかけが、中国であったということもありますね。中国のナビを本機で作ってやろうということが過去にありましたからね(笑)。

シンプルというのが特徴だと思いますが、今後のご計画について

TVとかのハードウェアがらみの点は、総合的な商品仕様として考えていく必要があるが、ナビソフト開発の方向は、車載ナビとか携帯ナビの中間に属するこのPNDを日本市場に定着させる為に、日本ならではのという切り口ということを考えております。
ヨーロッパではやっている単に安いナビをもってくるというのは日本では、定着しないと考えております。
スマートフォンのような商品が、SIMカードで定額性になってくれば、業務用にいいでしょうし、もうすこし画面の広いものというようなPNDも出てくるだろうしソフトウェア会社としてこのような潮流に柔軟に対応したいと考えております。

日本ならではというとこでは、データベースの魅力というのは、あると思いますが・・・

今後の見通しとしては、PCがあって電話があって、その間にPNDがあると考えておりますが、我々のソフトの良さローレベル(携帯向け)からハイレベル(パソコン向け)までカバーできる点ありますが、中間は競合が多いので、特に両極(ローエンド、ハイエンド)で輝けるように頑張りたいと考えております。

SHAKEに入れたメッセージは?

SHAKEは単なる簡易ナビだけではなく、まだまだこれから小さい本体にソフトやデータを今後入れていきたいとかんがえております。
フレッシュなデータをネットからダウンロードしたりSDカードからダウンロードしたり、地域性の有る山岳部や海洋部のデータ等など観光データとして、重視しており、観光コンテンツを充実を生かせられるソフトブランドを生かしていきたいと考えております。競合他社さんでは、そこまでやっている所は無いと考えております。

今買っても将来の使用に安心という理解でよろしいでしょうか?

その通りです。ハード買ったらすぐフル新規という世の中の風潮がありますが、我々はソフト会社なので継続してサポートしたいと考えております。

今年、具体的な商品、ソフトスケジュールのご計画があればお聞かせください

国内では、山岳・海洋ナビという形で春先を目処に商品化をやりたいと考えております。実は、ソフト開発はほとんど終わってますが、商品化というところで他のプロジェクト開発とのからみで、昨年秋口の導入に遅れたというのが状況ですね。
海外では、今年は北京オリンピックを控え、海外旅行にもっていけるような開発商品、国内では簡易ナビで使え、海外にもデータベースを買って使えるというな商品を考えております。

つかって気になるDBのチェンジは・・?

いろいろなデータベース会社がありますが、本格的なナビをデータ標準にして、新しいナビ用のコンテンツの充実だけでなく、カーナビの機能も充実を計画していますので、期待してください。

有り難うございました。

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ナビポタ社長のカーナビ日記